投稿日:2016年04月10日

事務局通信76


平成17年2月27日、火災により事務局・作業所兼店舗の建物(70坪2階建て)が全焼しました。
幸い活動記録写真の一部は焼失を免れました。再建の準備を最優先とする中で、焼け跡から回収した2万枚の活動記録写真はアルバムごとケースに入れて、月の宮作業所にて一時的にストックしました。

それから11年が過ぎ、ようやく記録写真の整理にまで手が回るようになりました。
アルバムから1枚ずつ写真を剥ぎ取り、水によるダメージを受けた写真を除き、A4の台紙に張り付けていく。

15年、20年前の写真を見ると、その時その時の活動の意味が浮かび上がってきます。
メンバー、ボランティア、スタッフ。
関わってくれた人たちの軌跡を辿ることで、いつしか点と点が線になっていきます。

何のための活動なのか。
方位を見定めようとするとき、方位が見えにくくなったとき、ブレそうになったとき、立ち止まって振り返ることも時には必要なのかもしれません。
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