最新情報 RSS
 全 90 件中 [61-75件目]
2023/08/20全国手話通訳問題研究集会
2023/08/20映画上映会開催します
2023/08/14後半の活動をスタートしました
2023/07/21自家製ジャム頂きました
2023/07/14事務局通信~お漬物と梅干
2023/07/08竹條さんの持ち込み
2023/07/0710年半活用させて頂きました
2023/07/01機関誌201号発行
2023/06/29山形からのプレゼント
2023/06/18太陽と緑の会通常総会
2023/06/11鮎喰川クリーンアップ2023
2023/06/01リユース自転車の修理
2023/05/30ラッキョ頂きました
2023/05/26事務局通信~収束、そして忘却
2023/05/19事務局通信~還暦を迎えて
投稿日:2023年05月26日

事務局通信~収束、そして忘却

5月8日、新型コロナウィルスが感染症法上、インフルエンザと同じ「5類」の位置づけとなりました。今後はインフルエンザ同様、流行の状況に留意し、必要に応じて感染予防対策を行い、通常の生活に戻していく、ということでしょうか。

 新型コロナ禍の3年半、いろいろなことがありました。
 東京や大阪から人が来ると感染しているのではと疑心暗鬼になったり、ウィルスを持ち込んではいけないと帰省をあきらめたり、他県に行って帰ってきて陽性と判明すると気の緩みを非難されたり、他県のナンバーの車に乗る人が「県内在住者です」というステッカーを貼ることを余儀なくされたり…。
 ウィルス検査で陽性と判明した方は、その行動履歴が地元新聞の一面を飾り、注意喚起という名のもとに差別を助長しかねない報道がテレビで連日繰り返されました。
「若者」や「飲食店」を悪者に仕立て上げることで「自粛を求められる」生活への不満をそらしたり、コロナ禍が収束しないのは国民が自粛に協力してくれないからだと、責任が転嫁されたり…。
 不安心理がさらなる不安心理を呼び起こし、赤裸々にぶつかり合っていく中で、社会はどうなっていくのか、まざまざと見せつけられたように思います。

 もうそんなことは過去のことになってしまったようです。ハンセン病の当事者の方に対する隔離と差別の歴史が忘れ去られようとしているように、コロナ禍で起きた出来事も忘れられていくのでしょうか。10年後、20年後、新たな感染症が現れたとき、また同じことが繰り返されるのでしょうか。




>>トップへ戻る
特定非営利活動法人(NPO法人)太陽と緑の会