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投稿日:2020年11月19日

事務局通信~第3波の足音

東京や大阪などの大都市や、ひとあし早く冬を迎えている北海道で、新型コロナウィルス検査で陽性と判明した方の人数が増加の傾向にあります。
検査を積極的に行っているという側面もあるのかもしれませんが、重症の患者の方も増えており、第3波が始まっていることは確かなようです。

 近所の回転ずしのお店が毎日賑わっています。GOTOイートキャンペーンを活用して、最初お金を払えば次回からはタダで食べ続けられるという裏技もあるそうで(キャンペーンを使った予約の受付はこの月曜日で終了したようですが)、平日でも駐車場は大変混み合っています(入ったことがないので、お店の中の様子がどうなっているのかは分かりませんが…)
 食事をするときはマスクを外します。「静かに飲食しよう」と呼びかけている知事もいるようですが、少しは話もするだろうし、思わず声が大きくなることもあるでしょう。お酒が入ればなおのこと。くしゃみや咳をすることもあります。通常はマスクを着用し、食べる時だけマスクを外す。中にはそんな神業を実践できる方もおられるのかもしれませんが…。

 そもそもキャンペーンの目的は人を動かし経済を動かしていこう、ということだったはずです。気温が下がり、換気が不十分になり、ウィルスの活動も活発になってくるこのタイミングで、GOTOトラベルに東京が加わり、GOTOイート、GOTOイベントなど、新たなキャンペーンも始まりました。初期に水際で食い止めることができなかった今となっては、感染対策に一定の抑制効果はあるかもしれませんが、感染拡大を完全に防ぐことはできません。
 日頃から手洗い、アルコール消毒、うがい、マスクの着用を行い、外食も旅行も行わず、人混みを避けて「かなり気を付けて」行動してきたのに陽性と判明するケースもあります。人の動きが増えれば、感染も広がるのは、ある意味当然のことです。政府がキャンペーンを始める段階で、ある程度の感染拡大は織り込み済みだったと思います(優秀な官僚の皆様がそのくらいのことを想定していないとは思えません。感染が拡大したとしても欧米のような状況にはならないだろう、という想定がされているのでしょうか)。

 GOTOトラベルキャンペーンは停止すべきとの声もありますが、その場合、またキャンセル料の補償といった話も出てくるのでしょうか。すでに年末年始の予約をされている方もたくさんおられるでしょうから、大変な金額になるかもしれません。
 上記の各キャンペーンをはじめ、持続化給付金、特別定額給付金など新型コロナウィルスの経済保障施策として膨大な予算が使われました。その予算の一部でも使って、もっと早い段階で政府が新型コロナウィルス専門の病院を新設していれば、日本全国の病院、そしてそこで働く医師や看護師、通院・入院などそこを利用している患者の皆さんの物理的・精神的な負担は軽減され、今とはかなり違った状況になっていたのではないかと思います。
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特定非営利活動法人(NPO法人)太陽と緑の会