2005325日 (金)

太陽と緑の会事務局が火災により全焼

平成17年2月27日午前5時頃、太陽と緑の会リサイクル作業所の建物1階部分より火の手があがりました。約40分後に消火できましたが、建物は全焼致しました。幸いにも死傷者も、近隣への類焼もありませんでしたが、関係者はもちろんのこと、作業所に通ってくる様々なハンディーを持ったメンバー達は大きな衝撃を受けました。
 全焼した建物は、取り壊される予定だった市役所の仮庁舎を、様々な方々のご支援ご協力により、昭和61年7月に現在の場所へ移築したものです。気の遠くなるほどの時間と労力をかけながら、様々なハンディーを持った人たちの福祉的就労の場・自立支援の場として、18年半使用してまいりました。物もお金もない中で、知恵と工夫をこらしながら、様々なボランティアの手を借りてきたものだけに、残念でなりません。罹災後、様々な方々のお見舞いや励ましをいただきました。幸い類焼もなく無事だった別棟の倉庫に、様々な方々のご協力により仮事務所を設置することができました。警察及び消防の現場検証のため自宅待機を余儀なくされていたメンバー達も、3月3日から復帰しました。
 この度、皆様のご厚意で、支援金の窓口を設置して頂きました。当然ながらまだ不用品の回収、リサイクル品の販売といった、今まで通りのリサイクル活動の再開には至っていません。再建に向けて、一同、全力で取り組む所存でございます。皆様のご支援に支えながら、再建の覚悟を、改めて決めました。


特定非営利活動法人 太陽と緑の会  代表理事 杉浦良