20031222日 (月)

作業所見学及びカンパ

 12月16日、月の宮作業所メンバーの大木君、浅野さん、高橋君、足田君とスタッフの益田、小山の6名で、徳島県南部の2箇所の精神障害者地域共同作業所を訪れ、各3万円のカンパをお渡ししてきました。
 最初は阿南市の若草共同作業所を見学させて頂きました。メンバーさんは全員男性で平均年齢が33歳と比較的若く、2階で内職の作業をされていました。地域との関係作りも少しずつ進められているとのことで、[メンバーさんの給料を少しでも上げたい」と言われていました。
 次に牟岐町のうみがめ共同作業所を見学しました。ちょうどメンバーミーティングの時間にお伺いしたのですが、いつもはかまぼこ板を利用した鳥の巣箱、牛乳パックの椅子などのオリジナル商品作りなどに取り組んでおられる、とのことでした。「誰でも気軽に立ち寄ることのできるスペースを作りたい」と言われていたのが印象に残りました。
 徳島県内には現在障害者地域共同作業所が43箇所、小規模通所授産施設が4箇所(うち1箇所は来年より30人定員の通所授産施設に移行)あり、どの作業所も地域で暮らすハンディを持った方にとってなくてはならない「福祉的就労の場」「日中活動の場」となっていますが、それぞれ特色が違います。太陽と緑の会福祉事業団からの助成ということで、カンパの手渡しを兼ねて見学させて頂くようになって8年になりますが、お伺いするたびにいろいろなことを感じさせて頂いています。