20031110日 (月)

第3回とくしまNPOフォーラム

11月8日、9日、第3回とくしまNPOフォーラム「市民活動の地域力を向上するために」が徳島大学常三島キャンパスにて開催、約200名の方が参加しました。太陽と緑の会からは専任職員の小山と木村が参加しました。

 NPOフォーラム初日は午後1時スタート、大喜利、コーラスによるオープニング、徳島大学学長、県知事、市長による来賓挨拶に続き、基調講演に移りました。
 23年間県職員として勤務し、現在中間支援組織設立を準備中の阿部圭宏氏による「地域力をつくる 地域NPOと地域自治の未来は」と題した講演は、穏やかな口調の中に辛口のコメントが散りばめられ、「市民の力が試されている」「地縁と知縁」「行政との協働」「政策提言の必要性」といった話が続く中で1時間半という時間がとても短く感じられました

 分科会は2つ開催され、第1分科会「NPOって何? 基礎知識から運営まで」で太陽と緑の会専任職員の小山がNPO法人太陽と緑の会の運営について液晶プロジェクターも使いながら40分にわたる事例報告を行いました。
 参加された方からは、ミッションの共有化、人材育成、といった「ヒト」の問題、運営費、会計処理といった「カネ」の問題、リサイクル活動など会の提供する「サービス」の問題など、幅広くご質問、ご意見を頂きました。
 分科会の時間がわずか2時間だったこともあり、参加者間での議論にまで至らなかった点は心残りですが、この分科会がそれぞれの活動されているNPOの運営を考える契機となり、また身近にあるNPOについて考える際の参考になれば幸いです。
 裏方の準備作業でフル回転して下さったNPO連絡会議事務局の皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。