2003715日 (火)

NPO連絡会議

 7月13日、午後1時から5時まで、徳島市内のふれあい健康館にて、NPO連絡会議及びNPOフォーラム実行委員会が開催されました。県内のNPO関係者及び徳島大学の先生方、約25名が出席しました。太陽と緑の会からは専任職員の小山が出席しました。

 今回で3回目となるNPOフォーラムは、11月8日、9日の2日間に渡って行います。「市民活動の地域力」をテーマに、基調講演、8つの分科会、パネルディスカッションという構成で行う予定です。
 県内のNPO法人数もわずか2年間で4倍以上に増えました。NPO法人数の増加イコール市民活動の活発化ということではありませんが、市民活動の気運が高まりを見せていることは確かです。そのような徳島の現状を考えたとき、「地域社会におけるNPOの社会的意義」について問い直すことは意味のあることだと考えています。徳島でも民間によるNPOの評価ということが課題となりつつありますが、その前にその社会的意義についてきちんと議論をしておく必要があると思います。
 国からお金をもらうことで成り立っている徳島のあり方そのものを変えていかないと根本的な解決にはならないと思いますが、そのためにはNPOも自立した運営を心がける必要があります。行政への依存を強めると、市民よりも行政に顔を向けた活動をするようになり、一部の公益法人が歩んできた過ちを繰り返すことになります。