2003214日 (金)

第2回とくしまNPOフォーラム

 2月8日、9日の2日間に渡り、徳島市内(ふれあい健康館)にて第2回とくしまNPOフォーラム(主催NPOフォーラム実行委員会)「市民活動の確かな歩みを作るために」が開催、約200名の市民が参加しました。初日は四国四県から中間支援センター関係者が一堂に会してのパネルディスカッション、及び翌日の分科会の概要説明が行われました。
 パネルディスカッションでは昨年全国150の中間支援センターを対象に行ったアンケート調査の報告を踏まえ、各県の支援センターの現状と課題、今後の市民活動の発展と支援センターの役割について討議しました。
 夜はセンチュリープラザホテルにて懇親会を開催、2時間に渡り親睦を深めました。
 2日目は、4つの分科会に分かれ午前中は事例発表、午後からはワークショップ形式による討論を行い、市民活動の現状と今後の課題についての議論を深めました。
 太陽と緑の会からは専任職員の小山が実行委員として、事前の準備から関わり、当日は総合司会を担当しました。
 NPOフォーラムの開催は平成13年度に続き2回目になります。前回は半日という時間的制約の中で、スケジュールに追われ、十分な議論ができなかった面が課題として残りましたが、今回は分科会にも多くの時間をさくことができ、有意義なNPOフォーラムになったのではないかと思います。
 また20代、30代の若手が運営の裏方として活躍してくれたことは、徳島の市民活動の今後に大きな意味を持つと思います。市民活動に参加するのが年金受給者と主婦だけ、という状況は決して好ましいものではなく、様々な層が担っていくことが大切だからです。
 反面、事前の準備不足に起因するミス、進行のもたつきも見られ、それぞれが自分達の活動で忙しい各NPO団体が、協力していくことの大変さ、難しさを改めて感じました。NPOフォーラムに向けての作業を通じて各団体それぞれのスキルアップにはなりましたが、大きな課題を残しました。