最新情報 6月16日

とくしま環境県民会議総会に出席

 6月14日午後1時30分より、徳島市内(徳島プリンスホテル)でとくしま環境県民会議平成14年度総会が開催、当会からは専任職員の白石が出席しました。規約改正、事業報告・収支決算、事業計画・収支予算などについての審議が行なわれた後、話芸家の江戸家小猫氏による「自然の中の動物たち」と題した講演が行なわれました。
 とくしま環境県民会議は、徳島県環境基本条例の基本理念に基づき、各方面の連携協力の下、提言、調査研究、普及啓発及び実践を目的として設立されたものです。会員は市民団体・民間団体24、事業者(団体)21、マスコミ4、行政機関(各市町村、衛生組合、国土交通省、道路公団、警察、教育委員会、海上自衛隊など)56計105団体、及び学識経験者4名で構成されています。
 平成13年度決算によると、年間約2863万円を支出(うち普及啓発費2248万円)、徳島県が1994万円、各市町村が474万円を負担しています。
 ただ、各方面が集まって話す、という趣旨は理解できるものの、会議体としては会員数が多く、会員の範囲も広すぎることは否めず、しかも行政機関が約半数を占めており、この会議を通じて何を生み出していくのか、見えにくい部分があることは確かです。
 せっかく産官学と市民が一同に会するのだから、具体的なプランにつながるような話をしなければ意味がありません。利害が対立しないような当り障りのないことばかり議論しても、総論賛成、各論反対となり、何一つ成果を生み出せないまま終わってしまいます。