最新情報 7月1日

月の宮日記(月の宮作業所1周年)

 このところ暑い日が続いているためか、月の宮のメンバーはかなりバテ気味です。反面、畑では雑草がモリモリと伸びてきて、手入れが大変です。ボランティアの櫛田さんが仕事の合間をぬっては草刈りをして下さっています。6月の前半から中頃にかけて雨が少なかったため作物の生育状況が心配されましたが、後半雨が降ってくれて、少しホッとしています。
 リサイクル作業所から10キロ離れた所にある月の宮作業所は、徳島市郊外の山を切り開いて作った平坦地にあり、2匹の犬が駆け回り、鶏小屋にはニワトリとヒナがいます。のどかな空間、のんびりとしたリズムの中での作業、職員の益田君のキャラクターなどいろいろなものがかみ合い、少しずつ作業所として動き始めています。
 作業としては自転車のリサイクル、農作業、自然養鶏、ウエス切りなどを行っていますが、自転車を除けば、作業収入は微々たるものであり、作業所としての方向性とのバランスを取りつつ、作業収入の拡大を図っていきたいと考えています。
 法定入所施設から実習生として来ている女性メンバーの浅野さんは、今年の4月にリサイクル作業所から月の宮作業所へと移りました。月の宮作業所では自分から積極的に動くようになり、表情が明るくなりました。職員の益田君との相性がいいことも大きいようです。
 大木君は昨年7月の開所当時に月の宮作業所へ移行しました。落ち着いた雰囲気の中でマイペースで作業に取り組めるのが肌に合っているようで、月の宮に行くことを毎日楽しみにしています。
 その他、自宅が農業を営んでいる高橋君、来たくて仕方がないのに体調のこともあってなかなか来れない大谷さん、「自転車作りの名人」でもあり「農作業の先生」でもあり、「ニワトリの世話役」でもある岡本さん、「自転車磨きの職人」の富開君など様々なメンバーが月の宮作業所を支えています。
 

------月の宮作業所の商品です------
ウエス 1袋(1キロ)100円
卵(自然養鶏によるニワトリが産んだ
  有精卵。栄養満点です) 1個30円
四季折々の農産物