最新情報 1月31日

小規模通所授産施設について・その8

2 小規模通所授産施設制度とその問題点

A 公的支援の大幅減額

 設立要件が緩和された分、公的支援は大幅に減らされました。例えば利用者数20名の場合の施設運営費に対する助成金は、従来の法定通所施設では年間約4540万円であるのに対し、小規模通所授産施設は年間1100万円となっています。
 ここで問題となるのは、この金額が@社会福祉法人、法定施設の運営に必要な事務コストを考慮していないこと、A自治体によっては小規模作業所の補助金よりも低い金額であること、の2点です。