最新情報 1月26日

小規模通所授産施設について・その4

1 小規模作業所問題について

B 小規模作業所のメリット、デメリット

 任意団体の運営する小規模作業所のデメリットは、@公的支援が少ない、Aグループホーム、デイサービスなどの事業が運営できない、B法人格がないため基本的に個人契約(通常は代表者)となり、団体としての実態を反映しない上、信用力も劣る、などがあります。
 反面、@3種障害(身体障害、知的障害、精神障害)の混合利用が可能、A利用者数が5名以上いれば設置できる、B行政による規制・管理が少ないため、機動的かつ柔軟性のある施設運営ができる、などのメリットもあります。
 裏返せば、これらはそれぞれ法定施設のメリット、デメリットになります。
 小規模作業所の中には、これらの点を検討した上で、法定施設を目指す所もかなりあります。