最新情報 1月14日

リサイクル日記・その2

 今日は新年の活動が始まって最初の日曜日です。日曜日だからといって必ずしも忙しいわけではありませんが、今日は大勢の一般市民の方が作業所に足を運んで下さり、大変忙しい1日となりました。
 作業所には現在ハンディを持ったメンバーが23名通ってきていますが、日曜日は休むメンバーも多く、今日は11人が出勤してきました。忙しいのに人数が少ないのですから、全員フル回転の状態になりました。
 トイレの場所や売場の案内、電話の応対、レジ、不用品を作業所に持ってきて下さった方への対応を行い品物を運ぶ仕事、お客さんがスピーカー、電子レンジなど重たいものを買われた時に運ぶ仕事、天井から吊ってある照明器具を下ろす仕事、車の誘導の仕事など、いろいろな仕事を通じて一般市民の方々との自然な関わりがあります。またトラックに乗って不用品の回収に行ったり、回収して来た品物を下ろしたり、品物を配達したり、古紙をトラックなどに積んだり、値段をつけたものを運んだり、といった仕事もあり、あちこちからメンバーの名前を呼ぶ声が飛び交います。
 初の日曜日出勤となったメンバーがあまりの忙しさに少し驚いていました。日曜日がこんなに忙しいとは知らなかったのです。それでも今日は12時半には昼食を始めることができた(もちろん交替で食べるのですが)ので比較的ましな方です。もっと忙しいときだと、昼食が2時、3時になったりします。

 「ここはメンバーの力によって支えられている」今日のような日は特にそんなことを感じます。ここではメンバーの力を必要としています。そして必要とされることでメンバーも活き活きとしてくるのです。
 もちろんこうしたプレッシャーによって逆につぶれてしまうメンバーもいます。こうしたメンバーのために当会では月の宮作業所という新しい舞台を用意しています。