最新情報 11月27日

給料ミーティング

 11月27日、11月分の給料ミーティングを行いました。今月の仕事内容についてそれぞれ自己評価し、希望金額を申告し、それに対して他のメンバー、スタッフが意見を述べ評価していきます。
 米田君は本のコーナーの改造や不用品の回収などで頑張り、だらだらと休憩していることがなくなったことが評価され、先月の給料に比べ1190円の大幅アップを勝ち取りました。家具のコーナーにもレジを設置したことに伴い、2年ぶりにレジを担当するようになった名田さんは、レジでの仕事ぶりが評価され800円アップしました。その他、2ヶ月連続で皆勤賞を獲得した浩基君、1ヶ月で80台の自転車を磨き上げ自転車売上に貢献した富開君もそれぞれアップとなりました。
 反面、仕事があまりやれていなかったメンバーは先月よりもダウンし、明暗が分かれました。
 太陽と緑の会リサイクル作業所では、メンバーの1ヶ月の給料が1万3500円から13万円と仕事内容によって大きく違います。そしてその給料はスタッフが一方的に決めるのではなく、メンバーも参加し意見と評価を述べるミーティングの中で決定していきます。法定施設はもちろん、小規模作業所の中でもこのような形でメンバーの給料を決定している所は大変珍しいです。
 多大な準備とエネルギーと時間を要するミーティングに対し、「そんなことに使う時間があったら仕事して売上を伸ばした方がええんとちゃうか?」とか「障害者に自分の意見など言えるのか?」という外野の声が聞こえてくるのも事実ですが、このミーティングと日常の作業の積み重ねの中で力をつけ、行動や考えが変わって行くメンバーがいることも確かです。
 またスタッフはその発言によって力量を試されます。これからも模索が続いていきます。