最新情報 10月16日 

ボランティアコーディネーター養成講座 ボランティア実習受入

 ボランティアコーディネーター養成講座(アイネットパートナー事業)の一環として、下記のように太陽と緑の会国府作業所にてボランティア実習を行い、メンバーとの共働作業によるリサイクル活動を体験して頂きました。不用品の回収、不用品持込への対応に始まり、回収品の選別・整理、値段をつけたリサイクル品の陳列、古紙の回収・積み込み・搬入などを行いました。
 段ボールの回収に2回ほど行きましたが、トラックに段ボールを積み終えた後、「これでいくらくらいになると思いますか?」と参加者の方にお聞きしたところ、いずれも「5000円くらいですかね」という答えが返ってきました。実際は1回目は300円、2回目は470円でした。1キロ1円という古紙相場の現実、リサイクルの現実を体で感じていただけたのではないか、と思います。ちなみにこれを焼却すると、少なくとも約23800円の税金がゴミ処理費として使われることになります。

 当会の活動の広がりとともに今後実習や見学がますます増えてくるものと思います。受け入れに当たっては、当会職員が忙しい日常業務の合間をぬって準備をする必要があり、公的資金によるサポートが全運営費の1割強にすぎない当会にとって決して楽なことではありません。
 「ボランティアが来たら助かるのでは」と考えておられる方もいるようですが、当会の活動を全く知らない方が来てすぐに出来ることというのは限られています(電化製品の修理技術など特別な技能を持っている方は別ですが)。本来ボランティアというのは継続して頂くことが大きいのです。しかし、当会での活動を通じて様々な現実を知って頂くことは社会的に大変意味のあることであり、当会の社会教育事業の一つとして、今後もなるべく積極的に受け入れていく方向で考えています(もちろん受け入れに当たって報酬などは一切頂いていません。)。


10月2日(月)社会福祉協議会職員、身体障害者施設職員など5名(男1女4)の方が9時−16時まで参加。
10月15日(日)小学校、高校の先生、及び知的障害者施設職員の方(4名)が、9時から17時まで参加。