最新情報 8月29日

体験ボランティア終了

 8月24日より始まった「リサイクル・有機農業・エコライフ 体験ボランティア」は今日無事に終了致しました。
 国府作業所では、不用品の回収、不用品持ち込みの対応、リサイクル品の配達、古紙・鉄屑・ウエスの積み込み・搬入や中間処理場への搬入、店内整理、1階文房具コーナーの2階への移動などの作業に関わって下さいました。リサイクル活動の最前線に接し、リサイクルの厳しい現実を知って頂けたのではないかと思います。
 月の宮作業所では、草刈り、スイカ・カボチャ・トウガンなどの収穫、堆肥入れ、石灰まき、排水池のホテイアオイ引き上げ、バクテリアで分解したし尿の畑への散布などの農作業や鶏小屋補修などの設備整備・片付けを行いました。無農薬有機栽培の良さと大変さの両方を感じて頂けたのではないかと思います。
 また今回体験ボランティアの宿泊施設にもなっている月の宮共同生活棟では自然循環システムを導入しており、生態系への負荷の少ないを実際に体験して頂きました。畑で収穫した野菜を食べ、ニワトリや卵を食べ、排泄したふん尿は畑に返し、生ゴミは畑やニワトリに返していくことで循環が成り立つ、という生活の中で、いろいろなものを見て頂けたのではないかと思います。
 最後の夜には「スリーステージ」の皆さんによる生バンド演奏で大いに盛り上がり、メンバーもワーカーが一緒になって、歌い、踊り明かしました。
 今回、過去10年間社団法人日本青年奉仕協会との共催という形で行ってきたワークキャンプ事業を土台としつつ、太陽と緑の会が単独で「体験ボランティア事業」として開催しました。事前のパンフレット作成、広報、事務作業など初めてのことも多く、期間も5泊6日と短縮するなど、ここに至るまでに手探りの日々が続きましたが、無事に終えることができよかったと思います。
 当会の作業所のメンバーも、ボランティア・ワーカーからの刺激を受け、一人一人が日常活動での姿からは考えられないほどの表情、動き、言葉などを見せ、聞かせてくれました。メンバーの今後を考える上でも、大変有意義な事業だったと思います。
 体験ボランティア事業の開催に当たっては多くの方々から多大なご支援、ご協力を頂きました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。