最新情報 2000年8月3日

体験ボランティアもうすぐ

 体験ボランティアまであと3週間となりました。A日程の方は参加者が集まらなかったため中止となりましたが、B日程(8月24日〜8月29日)の方は順調に集まっています。月の宮共同生活棟では、体験ボランティア参加者をはじめ、当会のハンディをもったメンバー、スタッフ、地元のボランティア、総勢30名ほどが宿泊するため、その受け入れ準備を着々と進めています。

 太陽と緑の会は今年5月に特定非営利活動法人(NPO法人)となったばかりですが、任意団体としての活動歴は29年になります。設立当初は「ボランティア」という言葉すらほとんど知られていませんでした。
 筋ジストロフィー症の研究所設立を求める運動に始まり、昭和59年から徳島県で最初の障害者地域共同作業所を立ち上げるとともに無料で回収という形でのリサイクル活動を展開、昭和61年には障害者地域共同生活の運営を始めました。また平成5年より福祉事業団として他団体への助成活動を始めた他、生態系への負荷を考えた自然循環システムを導入した障害者の共同生活を開始するなど、常に先駆的な活動を行ってきました。
 公的助成は運営費の1割強であり、8割以上はリサイクル活動から得られる収入で捻出しています。その意味で、税金(措置費)で運営されている社会福祉法人の法定施設とは違い、民間のリサイクル業者とも違います。

 体験ボランティアではこのような当会の日常活動にそのまま入って頂きます。現場の最前線を体験することで、いろいろなことを感じて頂けたら、と考えています。NPO団体の活動に興味のある方、環境問題・リサイクルや有機農業に関心のある方、障害者福祉に興味のある方だけでなく、ばくぜんと今の自分を見つめなおしたいと考えている方やいろいろな人との出会いを求めている方など、様々な方が参加されています。定員にはまだ余裕がありますので、「おもしろそうだな」と思われたら、80円切手5枚を同封の上、下記まで資料請求をして下さい。資料請求をしたからといって参加しなればならないというわけではありませんので、お気軽にどうぞ。

徳島県徳島市国府町南岩延字小原107-1
太陽と緑の会事務局
「体験ボランティア資料希望」とお書きください。