◆ 新焼却炉設置

 当会のリサイクル活動において、市民の方々からご提供頂いた品物のうち、実際他の市民の方に再使用して頂けるのは3分の1くらいで、3分の1は古紙、鉄くず、ウエスなどの有価資源として、残りの3分の1は何らかの形で処分をしています。
 このうち、家具類については手作業で解体した上で焼却処分をしており、平成8年3月に約46万円で購入し国府作業所に設置してある小型焼却炉(500g)を使用して焼却してまいりました。しかし、一昨年の10月より徳島市の粗大ゴミがステーション方式から申込制に変わったこともあって、とりわけ大型家具類の回収依頼が急増し、これに伴い焼却処分量も増え、この焼却炉は通常使用が不可能なほど老朽化致しました。  そこで、今回小規模作業所活性強化事業助成金の67万1000円に自己資金を合わせ、小型焼却炉HiMac33B3(330g)を購入致しました。本焼却炉は、従来の焼却炉よりも小さく、火床面積0.5u以下かつ焼却能力50s/h以下という基準を満たしているためダイオキシン測定調査義務の対象にもなりませんが、近隣への影響を考え、今後家具類の焼却は一切行わないこととし、新焼却炉は紙くず類の焼却のみに使用することと致します。なおビニール類については焼却処理はせず、分別して中間処理場の方へ搬入しています。家具類についても、同様に中間処理場へ搬入することになります。  このような事情から、不用品をご提供下さる市民の皆様方におかれましては、特に大型の家具類について、傷み具合などによってはお断りする場合がございますことを、予めご了承下さい。リサイクルとはリサイクル品を使って下さる方がいて初めて成り立つ、ということをご理解頂きたいと思います。