投稿日:2015年09月24日

専任職員募集します

NPO法人太陽と緑の会専任職員を募集します

 NPO法人太陽と緑の会は、1984年以来『人も物も活かされる街造り』をコンセプトに、様々な活動に取り組んできました。地域福祉・障害者自立支援、リユースリサイクル・環境保全活動、ボランティア・青少年育成社会教育活動、国内外で活動する団体・個人への支援活動といった4つの側面をリンクさせている点が珍しいと言われますが、逆にだから分かりにくいとも言われます。
 「活動を分かりやすく一言で言ってください」とよく言われますが、「一言では言えない活動です」と最初に言うことにしています。

 この活動を始めるにあたってのイメージを綴ると「様々なハンディーのあるメンバーたちが、地域の中で顔が見える立ち位置で、地域の方々にとっても必要な作業(活動)を通して、その人なりの足で立てるように、お互いに支えあいながら、地域の方々にも支えられ、それを行政も支援することで、地域で暮らしていけるようになれないか?そんな顔の見える日常活動の持続が、そこに暮らす老若男女にとっても住みやすく、豊かで、費用対効果も高く、持続可能な社会につながっていくのでは?」そんな言葉になります。

 これを読んでますます訳が分からなくなった方もおられるかもしれませんが、学校を卒業しても一般就労では対応しきれないハンディーあるメンバーたちに、特別な福祉の世界で対応したり、支援する側される側といった枠をなるべくつけずに、様々なハンディーあるメンバーたちがそれぞれ補いながら、その人なりの作業(仕事)を持続可能な形でおこない、やれない部分をスタッフがすることで全体として活動が成り立つ在り方を模索しています。

メンバーを支援することでスタッフの給料を成り立たせずに、市民や行政の協力を得て、メンバーがやれる作業をそれぞれ行い、どうしてもやれないところをスタッフが行うことで全運営費の8割を捻出している、自立型次世代NPOモデルといってもいいでしょう。



もう少し別な角度で、私たちの活動をまとめてみます。
太陽と緑の会は、障害者地域共同作業所等(2箇所)と共同生活棟の運営、リユース・リサイクル活動(環境保全活動)、青少年育成・人権教育・社会教育活動、福祉事業団としての支援活動など、様々な側面を持つ、有機的、多面的な活動を行っています。

作業所の運営費(2箇所)など公的資金(税金)を、年間1000万円程頂いております。多いと思われる方がおられるかもしれません。しかし、私たちの活動を一般的な障害者支援に換算すると約5000万円、ゴミ処理費としては約1900万円、支援事業が約100万円、青少年育成・人権教育・社会教育活動経費は、約600万円のコストが必要となります。お金の側面だけで見ると1000万円の公的資金で、7600万円の活動を行っていることになります。

一般市民の方々の支えを頂き、様々なハンディーを持ったメンバー達がそれなりに頑張り、いろいろな形でボランティアの方々のサポートがあり、それを行政が後押しすることで、ここでの活動が成り立っています。これは、日本の次世代型ソーシャルアクションモデルになるのではと思います。このような活動のあり方が、徳島の将来や日本の未来に、本来の豊かさをもたらすのではと考えます。

 これからの自分の生き方を模索したい方、ちょっと変わった福祉の在り方に取り組みたい方、なかなか魂が捨てられない方など、大歓迎です。共同生活棟にて環境に配慮したライフスタイル提供ができます(個室)ので、ぜひ応募下さい。地方都市ゆえに普通免許が必要です(ATでも可ですがMTが望ましい)。詳細は電話およびメールにて。

                              NPO法人太陽と緑の会
代表理事 杉浦良  
担当:杉浦及び事務局長 小山
TEL.(088)643-1054 E-mail t-midori@jeans.ocn.ne.jp