投稿日:2010年08月29日

テンプラ廃油から作った粉石けんの販売について

太陽と緑の会では、リユース・リサイクル事業の一環として、市民の皆様から提供して頂いたテンプラ廃油を滋賀県大津市のマルダイ石鹸本舗へ持ち込み、廃油から作った粉石けんを購入して持ち帰り、市民の皆様に販売する、という事業を行っておりました。
1000リットル(ポリタンク50本)のテンプラ廃油を小型トラックに積み、職員及び様々なハンディを持ったメンバーでマルダイ石鹸さんの工場を見学させて頂き、持ち込み廃油量に見合う粉石けん500袋(1.5トン)(2リットルの廃油から3キロの粉石けんが作られる)を積んで帰る、ということを、平成3年に始め、以後7年、9年、13年、17年と行い、累計5000リットルのテンプラ廃油を7.5トンの粉石けんにして販売してきました。
価格につきましては、当初1袋3キロ770円だったものを平成9年7月に700円に値下げし以後13年間維持してまいりました。マルダイ石鹸本舗の現在の希望小売価格は820円であり、それを700円という実費に近い格安価格で販売しているのは、おそらく全国で当会だけです。

平成19年に徳島市でテンプラ廃油のBDF化の事業が本格的に始まり、当会でも地産地消の観点から同事業に協力するようになり、市民の皆様から当会に提供して頂いたテンプラ廃油は、すべてディーゼル燃料として活用するようになりました。
テンプラ廃油から作った粉石けんにつきましては、この8月で完売しましたが、品質の高さと安全性で根強い固定ファンの皆様がおられることから、販売を継続することに致しました。
しかし、仕入れ方法の変更により輸送コスト等が増えたため、従来のような特別価格での販売は困難となり、本来の希望小売価格である820円で販売することに致しました。
今後ともよろしくお願い致します。



マルダイ石鹸本舗のホームページ
http://sekken.setacai.com/index.html