お客様から「友達からたくさんもらったので」と無農薬のスダチを頂きました。全国的にはカボスが有名かもしれませんが、徳島ではやはりスダチです。今が旬の秋刀魚(昔に比べてずいぶん値段も上がりましたが…)などの焼き魚にかけたり、絞ってジュースにしたり、味噌汁に入れたり、と使い道は様々です。
ありがとうございました。
今日は火曜日ということもあってお客様も少ないです。「働き方改革」という時代の流れに鑑み、(毎週ではありませんが)火曜日にお休みすることが増えたのですが、「やっと来れたわ。火曜日しか来れんのよ」とおっしゃっているお客様もいらっしゃって、申し訳ない気持ちになります。
別のお客様にそのようなお話をさせて頂いたところ、「NPOでも(「働き方改革」とか)関係あるんやね」と驚かれていました。
「ボランティアの方は無償(給料ゼロ)で活動に参加してくれているのだから、有償の(給料を頂いて働いている)スタッフが休み返上や夜なべ仕事をするのは当たり前」などという黎明期(ないないづくしの時代)の障害者小規模作業所の常識も、令和の時代では通用しません。
不十分な待遇を「活動への思い」「活動から得られるもの」で埋めるというあり方は、「やりがい搾取」というレッテルを貼られて厳しく批判される時代です。
少子高齢化により労働力が減少する中で、「割のいい仕事」に人気が集中し、「しんどい割に報われない仕事」は敬遠される傾向にあります。インフレの時代となり、少しでも賃金が高い方へとシフトしていくのはある意味当然のことかもしれません。
ただ「しんどい割に報われない仕事」が誰からも見向きもされなくなり、「カネにならないことはやらない」という風潮が蔓延すれば、困ったことがあっても誰にも相談できず、(おカネがなければ)誰にも助けてもらえない世の中となり、闇バイトの元締めが我が世の春を謳歌することでしょう。