投稿日:2021年02月20日

事務局通信~中央が上、地方は下

 徳島市内では今朝1度を下回るほど冷え込みましたが、その後16度まで上がってきました。
寒暖の差が激しいと体調を崩しやすくなります。万一発熱などあると自分も周囲も心配になるし、病院によっては診察してくれないところもあったり、なかなか大変です。体調管理には十分気を付けたいですね 
 作業所メンバー最年長で今年71才になったAさん。以前はこの時期になると毎年のように風邪をこじらせて、咳が続いたり熱を出して休んだりしていたのが、ここ数年ほとんど風邪をひかなくなりました。6年前から野菜中心の食事(ハンディを持ったメンバーが作ってくれています)にシフトしたことも功を奏しているようで、改めて食事の大切さを思います。

 新型コロナウィルスの感染が始まって1年。ようやく日本でもアメリカに遅れること2か月、ワクチンの接種が始まりました。
 徳島では、医療従事者、保健所職員、救急隊員3万8千人の方を対象とした接種が3月中旬から始まり、高齢者の方の接種開始はその後ということになります。あくまでも順調にいけばの話で、ワクチンや注射器生産の遅れ、各国によるワクチンの囲い込み、争奪戦も繰り広げられています。希望者全員の接種が年内には完了するといいのですが…

 先日、オリンピック組織委員会の会長が問題発言によって交代しましたが、オリンピックそのものの中止・延期といった話にはまだならないようですね。ワクチン接種のスケジュールが不透明な現状を考えれば、5か月後の開催は難しいように思います。重症化リスクの高い人の接種さえ完了していれば、オリンピックの開催によって感染が拡大しても構わない、と政府の皆さんが考えておられるのかどうかは定かでありませんが…(その際には、新型コロナウィルスを指定感染症(2類相当以上)から外し、「コロナはもう大丈夫」といった世論誘導も行うのでしょうか)。

 島根県の丸山知事が県内での聖火リレーの中止について言及したことに対し、同県選出の竹下亘衆議院議員が「困惑している。知事を呼び、注意をしないといけない」といったコメントをしましたが、ある意味、我が国の中央集権制の実態、地方分権とは名ばかりのいわゆる三割自治を象徴しているように思います。会社で言えば、本社の幹部が支店長を呼びつけて「何を勝手なこと言っているんだ」と一喝するようなイメージでしょうか。「コロナが一番きつい東京が言うならともかく、一番遠いところにいる島根が何を言うんだ」という発言にも、東京から地方の実情を把握することの困難さを感じます。
 トップの方針に異議を唱えることを許さない空気感は、組織委員会とも共通するように思います。全員一丸となって取り組む、というのは、異論を述べる自由が保証されなければ、一丸となることを強いる、一丸とならないものを排除する、ということになりかねません。森前会長の発言を引用すれば、丸山知事は「わきまえていない」ということになるのでしょう。前会長の発言が単なる「女性蔑視発言」ではなく、日本の社会構造の問題であることを改めて思います。
 今から14年前、新幹線新駅の建設凍結に関して、当時滋賀県知事だった嘉田由紀子氏(現参議院議員)が、森氏から「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭いなあ」と批判されたことがありました。仮に女性の知事が丸山氏のようなコメントを行い「これだから女性の知事は…」といったことを中央の重鎮が発言したとすれば、まさしく森前会長のケースと根っこは同じと言えるでしょう。公の場で言うかどうかは別として…。

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