投稿日:2020年05月24日

事務局通信~リユース自転車

今日は少しが風が吹いているせいかいくぶん暑さも和らいだ間のある徳島。

朝から子供用自転車を買いに来られたお客様がおられました。
自転車に乗れるようになると行動範囲も広くなり、グッと世界が広がることでしょう。
通学エリアが広い反面、交通機関が少ない徳島では、通学に自転車を活用する中高生も多く、必需品となっています。

太陽と緑の会月の宮作業所では、市民の皆様から提供して頂いた自転車や撤去されたものの引き取り手がなかった放置自転車を、パーツ交換、整備、磨きといった工程を経てリユースにつなげています。様々なハンディを持ったメンバーが、整備を除くすべての過程に関わってくれています。
新型コロナウィルスでお客様が少ないこともあって、在庫は豊富にございます。
Facebookでも時々ご紹介させて頂いていますのでご覧いただければ幸いです

徳島では、関西方面への高速バスが6月5日から一部再開されることになりました。
休業・休校していた店舗や学校も再開され、人の動きも少しずつ増えてきました。
最後まで緊急事態宣言の対象となっていた首都圏と北海道も明日には解除となる見通しです。

「人の動きが戻れば、感染者がまた増えるのでは」と、特に重症化のリスクが高いとされている方の中には不安に思われる方もおられるかもしれません。
ただ「感染者を出してはいけない」「感染者が出ないように皆で一丸となって頑張りましょう」といった方向に向かうと、ハンセン病の悲劇を繰り返すことになります。
新型コロナウィルスの最も怖いところは、急速な感染拡大から医療崩壊を引き起こす危険性があるところです。
徳島は病院や高齢者施設が多いため、そこでのクラスター発生の危険性を想定しつつ、第2波、第3波に備えていくことになるでしょうか。
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