投稿日:2020年01月20日

代表通信~令和2年に想う

            「令和2年に想う」通信   R2.1.20
 15年程前には無認可作業所全国6000か所と言われた時から、何らかの法人を取得しての就労継続A型、B型、就労移行支援、生活訓練等、様々な切り口が出そろいました。その外側にわずかながら地域活動支援センターと、ガラパゴスと言われる地域共同作業所がひっそりと存在する今があります。障害福祉予算規模は3倍も増えたと言われます。
「補助金も一番少なく、こんなに大変な地域活動支援センターなのに、どうして補助金減らすの?市の財政が厳しいなら、沢山もらっているところから削減したら!」そんな声を聞かせてもらいました。
「増やすのは喜ばれるが、削るのは嫌がられる」のは当たり前のことです。
減らさない方がよいところ、少しは減らしてもよいところ、沢山減らしてもよいところ、止めてもよいところ、新たに取り組んだ方がよいところなど、判断することの大変さと重要性を思います。改めて費用対効果と中身の検証が必要でしょう。400円の弁当と1200円の弁当を、価格を抜きに味や量や質、パッケージの美しさを競わせても仕方がありません。ただ1200円の弁当しかないのも現実的ではありません。やはり、400円の弁当の大切さを分かったうえで、1200円の弁当の意味を考える必要があるのでしょう。(杉)
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