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投稿日:2021年08月14日

今日から活動スタート

今日から通常通りの活動をスタートしました。例年より長めの夏期休業で、当会をご利用の皆様にはご不便をお掛け致しました。
長期の休みでハンディを持ったメンバーさんがリズムを崩すこともよくありますが、今回は初日から皆顔を揃えてくれました。休み中、家の手伝いをしたりしてリズムが崩れないように気を付けていたメンバーさんもいれば、ゆっくり休んでしっかり充電できたメンバーさんもいました。
いつもおかず弁当を届けて下さっているお弁当屋さんがお盆休みのため、今日はメンバーAさん手づくりのカレー。メンバーのBさんが朝ミーティング中に、肉や野菜を切ってくれています。玉ねぎは月の宮作業所でメンバーのCさんが丹精込めて育ててくれたものです。
秋雨前線が日本列島の上に居座り、徳島もしばらく雨の日が続きそうです。

 東京都では、新型コロナウィルス検査での陽性判明者数が過去最高の5773人となりました。
 そのような状況の中で、小池都知事は
「いままさに最大級、災害級の危機を迎えている」
「人工呼吸、酸素吸入が必要な人たちがこのまま増えていけば、命を救うための十分な医療が受けられなくなる可能性がある。他の疾病の方々にもしわ寄せが行く」
「旅行・帰省の計画を立てている人は、この場でも延期・中止など、もう一度、改めて考えてほしい。『考えて下さい』でなくて、もうここは今年も申し訳ないが、諦めていただきたい」
と都民に訴えかけています。
 しかし、同じ日の記者会見ではオリンピックについて、
「これまで経験したことがないような困難な状況での開催だったが、みなさまのおかげで成功し、無事にやり遂げることができた。水際対策、健康管理、行動管理、検査など協力してもらったことで感染拡大の抑止につながった」
「オリンピックの成功を必ずパラリンピックにつなげていく。オリンピックの経験を生かしながら、また改善を加えながら安全安心な大会にしていきたい」
ともコメントしています。

 オリンピックが閉幕して「最大級、災害級の危機を迎えている」のであれば「感染拡大の抑止につながった」とはとても言えず、パラリンピックも中止するのが当然でしょう。逆に「感染拡大の抑止につながった」というのが事実であれば、パラリンピックの開催も問題はなく、「最大級、災害級の危機を迎えている」というのはただの脅しにすぎない、ということになります。
 小池都知事は、あくまでもオリンピックが感染拡大の原因とならなかったという意味だ、と主張されるかもしれませんが、肝心なことは、この2つのコメントが同じ日のニュースで流れたときに、都民、国民にどう伝わるかです。
 オリンピックを開催して大丈夫だったのか、大丈夫でなかったのか。大丈夫だったけれど、大丈夫ではない、などという訳の分からない話になると、最終的には、それぞれが思いたい方向に解釈すればよい、ということになるでしょう。

 そういえば、IOCのバッハ会長が東京五輪閉幕の翌日に東京・銀座を散策していたことに対し、丸川珠代・五輪担当大臣が「不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきものであります」とコメントしたことも話題となりました。小池都知事のコメントのわずか3日前のことです。
 本当に「最大級、災害級の危機を迎えている」と政府も認識しているのであれば、明確に抗議すべきところですが、「不要不急であるかどうか」は「ご本人が判断すべき」と思わず本音を言ってしまいました。

 一般の国民の旅行や帰省は不要不急ではないので諦めて人流の抑制に協力すべきだが、政治家や特権階級など選ばれた人間は何をやっても「不要不急」として許される、というダブルスタンダードは今回に限った話ではありません。自民党最大の支援団体である日本医師会の中川会長も、国民に対してはことあるごとに強い口調で人流抑制を求めてきたにもかかわらず、自らは4月の緊急事態宣言発出の直前という絶妙なタイミングで参議院議員の政治資金パーティを主催していました。
 欧米のような都市封鎖、ロックダウンといった法に基づく強い行動規制を求める声もありますが、たとえそのような制度が導入されたとしても、行動制限の対象となるのは一般国民だけで、特権階級の皆様は自由な行動が保証されるのでしょう。
 香港市民に対する中国政府の対応を「非民主的だ」などと対岸の火事のように眺めていてよいものなのか、コロナ禍の1年半を振り返って改めて思います。
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