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投稿日:2018年09月09日

「そっちやないこっちや」映画上映会報告

「とくしま社会運動資料センター第10回公開講座報告」通信 H30.9.9
「『百聞は一見にしかず』色々考えまして、やはり私の面白くない話を聞いていただくよりは、映画を見ていただくに限ります。
今回見ていただく「そっちやない こっちや ?コミュニティケアへの道?」は1981年(昭和56年)に完成した映画です。柳澤寿男監督65歳の時です。今から37年前、国際障害者年の年です。1979年柳澤監督63歳の時、映画がクランクインしました。
 1968年に重症心身障害児施設びわこ学園を舞台にした「夜明け前の子供たち」1970年に仙台国立西多賀病院の筋ジストロフィー症の子供たちを映像化した「ぼくのなかの夜と朝」1975年に身体障害者の働く西多賀ワークキャンパスを舞台にした「甘えることは許されない」の三本のドキュメンタリー作品を作った後の作品となります。

 当時の時代背景として養護学校義務化が1979年に施行されましたが、知多市にはまだなく、映画に出てくるハンディを抱えたメンバー達は殆んどが就学猶予でした。
精神保健福祉法が施行されたのが1995年、精神領域の方たちは障害者ではなく病人の範疇でした。障害者自立支援法が施行されたのが2006年、愛知県ではこの頃ようやく愛知県コロニーという入所施設ができたばかりです。学校に通えず施設にも入れない様々なハンディを持ったメンバーたちが、制度が整わず、大変な背景を抱えながらも、地域の中でたくましく生きていく姿がそこにありました。
今社会福祉をどう持続可能にするか?という難問に直面している中、40年近く前の映画に大切な精神が隠されているように思います。

 実は私の20代後半の姿が映画後半から出てきます。お分かりになるかどうかわかりませんが、今と比べていただき、後ほど色々話題にしていただければと思います。手短な私の話ですが、質疑応答の時に、その分いろいろお話させていただければと思います。では113分の映画となります。ご覧ください。」

映画「そっちやない こっちや」をこんな導入話で、9月8日(土)午前9時30分から12時10分まで、ヒューマンわーくぴあ徳島5階大ホールにて、沢山の方々に見ていただきました。雨空にも関わらず来てくださった皆さん、そしてこれを企画して頂きました関係者の皆さん、有難う御座いました。(杉)
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