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投稿日:2018年03月03日

代表通信 城満寺訪問記


「城満寺に行ってきました」通信 H30.3.1
徳島県の南の端、海陽町吉田にある城満寺に、太陽と緑の会創立者近藤文雄の碑がもう1つあります。ここは瑩山禅師が1295年に開いた、曹洞宗では9番目に古いお寺です。
 
四国では一番古い禅寺ですが、再建されたのは20数年前。雨もりするあばら屋に暮らしながら、全国にある曹洞宗のお寺を20年かけて2回りし、復興資金を集めたのが大槻哲哉和尚。

1998年3月11日に逝去した近藤文雄の49日法要は、真新しい城満寺本堂にて、大槻和尚の読経で執り行われました。今は亡き森下元晴先生を先頭に、近藤文雄が再建のための事務局をすることで、この大事業が進んでいったと聞きました。

ただ本堂以外に座禅堂等、寺としての機能を拡張する計画途中に、梯子から落ちて頭部を強打、不自由なお体となられました。胃ろうで命を繋ぎ、3度の心肺停止にも関わらず命の灯を燃やし続けるその生命力に驚くばかりです。
その大槻和尚を城満寺で生活させるという難題に挑戦したのが、後を継ぐことになった田村航也住職。昨年12月18日にそのセレモニーが行われました。都合がつかず2箇月過ぎの訪問となりましたが、大槻和尚は体調を崩され病院に、田村住職も所要で3月1日に戻られるとのこと、若き修行僧に挨拶して帰路としました。
20数年の年月を経て、本堂に威厳を纏う風格が具わってきました。アメリカナイズされたこの70年ほどの歴史とは距離を置く、世界に誇れる日本のスピリットとでも言えそうな空気感が、なぜかここにあります。(杉)
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