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2017/08/28事務局通信92-2 補稿
投稿日:2017年09月05日

専任スタッフ募集中

「民間企業の厳しさに比べたら、太陽と緑の会はあたたかい」
大企業の第一線で30年以上活躍され、定年退職後、シニアのパート職員として勤務された方が言われていたことです。かつては終身雇用を前提に社員をじっくり育ててくれた民間企業も、グローバリゼーションや新自由主義の荒波の中で、即戦力の社員を求める傾向や短期間で成果を上げることを求める傾向が強くなってきています。

様々なハンディを持ったメンバーは、作業も一人一人異なります。得意なこともあれば苦手なこともあります。精一杯努力してもできないことはあります。できることは引き受け、できないことはできる人に助けてもらう。自分のペースでゆっくりと値札をつけていく人もいれば、レジ兼受付を担当し一般就労に近い仕事を安定してやれる人もいます。その人なりに立っていくことを考え、どちらのあり方も認めていきます。できないから排除する、ということはしません。
その代わり賃金も一人一人異なります。時給は100円から716円までかなり差があります。高い時給をもらう人にはそれに見合うだけの仕事をしてもらっています。生産性と賃金をある程度リンクさせるのが今の日本経済の原則であり、そこから乖離した「特別な場所(ユートピア)」は持続可能と言えないからです。

職員も例外ではありません。職員だからという理由だけで、ハンディを持ったメンバーより高い給料が保証されるのでは、メンバーは納得しないでしょう。メンバーの2倍の給料をもらっている職員は、少なくとも2倍以上は売上に貢献しなければ、メンバーは認めてくれません。給料は売上から捻出しているので「指導が私の仕事ですから」という主張は成り立ちません。「民間企業は厳しいから自信がないけれど、ここだったら障がい者がたくさんいるからやっていけるのでは」と思って来られると、驚かれると思います。

ただ自分一人が頑張って成果を出せばよい、ということではありません。いろいろなメンバーをいかに活かし、力を発揮してもらうか、ということを考える必要があります。高い生産性を持つ方の中には、仕事のできないメンバーを切り捨てたくなる思いに駆られる方もおられます。
ここでは長いスパンでの視点が必要になってきます。様々なハンディを持っているメンバーとお付き合いしていくためには、5年、10年といったスパンで考えていかなければうまくいきません。言い換えれば、この仕事は長く続けることで力を発揮できる可能性がある、あるいは、それまでの人生経験が活かせる可能性がある、ということです。

即戦力として活躍できる方はもちろん大歓迎です。しかしそうでない方であっても強い「思い」をお持ちの方であれば歓迎します。「あたたかい」と言えるかどうかは分かりませんが、民間企業や通常の福祉事業所とはちょっと違う雰囲気の場所であることは確かです。
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