「とくしま社会運動資料センター第１０回公開講座の案内」通信 H30.7.27
２０１８年９月８日（土）９：３０〜１２：１０、ヒューマンわーくぴあ徳島５階大ホール（徳島市昭和町３丁目３５−１）にて、「そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道」（柳澤寿男監督）映画会・講話会が行われます。
「そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道」（1982年110分カラー山路ふみ子映画福祉賞受賞）の上映と、映画に指導員杉浦君として登場する、杉浦本人が講話解説するという、前代未聞の公開講座です。入場無料です。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
問い合わせ：（一般社団）徳島県労働福祉会館 電話（088）602-0532
FAX（088）625-5005 福本さん 佐伯さん
柳澤寿男監督は、日本のドキュメンタリーの巨匠として、小川伸介、土本典昭と並ぶ存在だが、その業績は正当に評価されてきたとは言えなかった。近年改めて再評価され、今年2月3日から16日まで東京・シネマヴェーラ渋谷にて柳澤寿男監督特集が組まれ、本「そっちやない、こっちや映画監督・柳澤寿男の世界」（新宿書房416頁）も、今年出版された。
（「そっちやない、こっちや」は愛知県知多市の療育グループの2年間の記録で、障害者にとってのコミュニティ・ケア＝地域福祉とは何かを考える。新しい共同作業所「ポパイイエ」を作るにあたり、障害者自らが設計図から改築作業まで参加し、初めての月給を分配するまでを丁寧に追う。当事者の自発的意思を尊重することでしか福祉は実現しないと力強く表現した一作 −シネマヴェーラ渋谷通信より−）（杉）