投稿日:2015年08月28日

事務局通信69

事務局通信69〜「腹を見ている」

「家具倉庫だって、回収だって大変だけど、私だってしんどいのよ」
今日も朝からメンバーとスタッフと、新館は賑やかです。
(お客様からは、騒々しいと思われているかもしれませんが…)
「このスタッフは、余裕がなくなってくると、早口で物を言いまわるし、作業を頼まれてうなずいてみたものの、よう分からんこともあるけど、少なくとも俺(私)を見下したりはしてへんな。」
「カチンとくるときもあるけど、俺(私)のことを本気で考えてくれとるな。指導員面で命令ばかりしている人とは違い、自分も体張ってしよるわ。しゃあないな、ちょっとは手伝ったろか」
いつも腹の底を見られています。
逆に教科書的なアプローチをしても、
「この人は、丁寧に物は言うけど、何か嘘くさいわ。「本人の意思の尊重」とか、何やら難しいこと言いよるけど、上の方から見よる感じがするわ。ちょっと怒らせてみたら、すぐにボロを出したわ。本当は俺(私)のこと、めんどい奴やなぁ、あんまし関わりとうないなぁ、とか思うとるんちゃうやろか」と見透かされるかもしれません。
汗だくのスタッフを心配して、いつも他のメンバーに目配り気配り声掛けしてくれるAさん。
「うるさいなぁ」と悪態をついても、スタッフを見捨てることなく、作業が片付くまでやってくれるBさん。
「メンバーあってのスタッフや」
スタッフとメンバーが織りなす人間模様のパラドックス。暑い夏も本番です。
(り)