投稿日:2015年07月31日

松下さん活動報告会

7月31日(金)、午前9時20分〜50分、NPO法人太陽と緑の会事務局にて、松下照美さん(モヨ・チルドレンセンター(ケニア))の活動報告会を行いました。
1年3か月ぶりの再会となります。
松下さんは1994年7月、太陽と緑の会との縁でアフリカを訪れたことがきっかけとなり、20年に渡りストリートの子供たちの支援活動に取り組んでこられました。

男の子はストリートで暮らしお金を稼ぎ、女の子は12〜13才になると夜ストリートに立ち、体を売るようになる。
食料より安価なシンナー(接着剤)で空腹も紛らわせている。


ストリートの現実を穏やかな口調で語って下さいました。

別の現実を知ることで、自分の置かれている現実と少し距離が取れる。いつもの朝ミーティングの時とは違うまなざしで耳を傾けているメンバーを見ていると、そんな言葉がよぎります。

松下さんも今年70を迎えるとのことで、会の今後をどうするかを喫緊の課題として挙げられていました。

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なお、太陽と緑の会からモヨ・チルドレンセンターに5万円のカンパをさせて頂きました。
これは一般市民の皆様が提供して下さった資源ごみを、様々なハンディを持ったメンバーが回収・分別・積込・搬入等の作業に関わることで成り立つ「資源リサイクル活動」に対して頂いた奨励金(ごみ減量への貢献)が原資となっています。
いわばメンバーからのささやかな支援です。
メンバーを代表してAさんから松下さんにカンパをお渡しさせて頂きました。