投稿日:2014年06月20日

代表通信14〜街角の精神保健福祉を考えるつどい

「街角の精神保健福祉を考えるつどい」     2014.6.7

平成26年5月31日午後7時より、徳島市街の中の喫茶店ハートランド「あっぷる」で、四国学院大学西谷清美教授の講演と、あっぷるメンバー・家族の方々からの話がありました。
「自分の歩んできた道を少し振り返ることで、明日の道を考えるシリーズ」とでも言えそうな、昨年8月よりスタートしたLIFE講演会の締めくくりです。有田PLUS.a代表、松浦史浩さん、福島穴吹パティシエ福祉カレッジ副学長、イラストレーター西山きんこさん、鈴江プロモデザイン代表と続き、最後は山下ハートランド理事長で締めくくることとなりました。

しかし、あっぷるメンバー・家族の方々からもあっていいのではと、今年1月に第1回目が行われました。自分の歩みを、振り返られるところだけ物語る、そんなスタンスが聞き手の魂を揺さぶり、心満る時を迎えることとなりました。
自分たちの辛い過去を告白するのではなく、物語ることで、「私」が回復することの意味を思います。イントロで西谷さんも自分の辛い過去を物語りながら、?僕らはみんな飛べない鳥?自由競争の果てに・・?強い僕、弱い僕、どちらで生きていこうかな?誰かが僕のできないことを引き受けてくれている、と話を続けられました。
その後の、あっぷるメンバー・家族の方々の物語りに、みんなの心が満ることになったのは言うまでもありません。(杉)