投稿日:2013年01月17日

朝日新聞でメンバーの活動が紹介

1月16日付朝日新聞朝刊徳島版にて、太陽と緑の会リサイクル作業所メンバー米田太さんが昨年12月に発売した12作目の詩集「増元」を紹介して頂きました。

米田さんの詩集創作販売活動も10年になりました。
本人自らが学校、施設、街頭、イベントなどで、2万6000部を販売してきました。独特の風貌と言語障害、荒削りな販売スタイルで誤解を招くこともありましたが、地元の新聞・テレビ等、マスコミの皆様に紹介して頂き、またこの取り組みを好意的に見守って下さる方々もおられ、本当にありがたいことと思います。

作業所でレイアウト・印刷・製本した詩集は一冊定価二〇〇円、うち百円は製本作業に携わったメンバーの工賃及び印刷経費とし、残りの百円が米田さんの収入となります。

身体障害(脳性まひ)がありますが、等級が低いため障害基礎年金は受給していません。詩集販売の収入で夕食の弁当や、衣料品などを買って生活しています。福祉の枠にも雇用の枠にも入らず、社会保障の谷間にいる米田さんが、自分の足で立っていくための模索が続いています。

詩集「増元」では、初めてエッセイ形式の作品も入りました。詩集や販売活動について忌憚のないご意見を、米田さん本人に直接伝えて頂ければ幸いです。


詩集をご希望の方がいらっしゃいましたら、米田太(088-642-1054 地域活動支援センター太陽と緑の会リサイクル作業所)までお願いします。