投稿日:2010年10月16日

CO2削減のため、月の宮生活棟にも二重窓導入

10月15日、月の宮共同生活棟の、生活棟メンバー及び職員の個室6部屋の窓(計10窓)に内窓を設置して二重窓にしました。設置工事はモトカワ建装さんにお願いしました。半日で完了するスピーディかつ丁寧な施工で、価格もお安くして下さいました。
二重窓の効果で、冬場はかなり暖かくなることと思います。

月の宮共同生活棟は、平成5年4月より、様々なハンディを持ったメンバーの新たな生活の場としてスタートしました。徳島自動車道建設のため解体予定だった?木内工務店様の事務所兼倉庫建物を、木内昭社長のご好意により現在地に移築させて頂いたものです。多くの建築資材、照明器具、畳、サッシ、流し台、風呂、家具、食器類に至るまで全体の約8割はリユース品を使用し、木内氏をはじめ、地元のボランティアの皆様の協力も頂いて建設されました。
ここでは、太陽光発電システム(6.48kw)により電力は完全に自給している他、太陽熱温水器の温水を風呂・炊事に活用しています。また当初より自然循環型生活システムを導入しており、生ごみはニワトリのえさ、もしくはコンポストBOXによって堆肥としています。ふん尿は2連の1200 リットルのタンクで好気性バクテリアによって分解して畑に還元し、生活排水は排水池で処理しています。