投稿日:2008年06月29日

事務局通信 その20

事務局通信 その20 平成20年6月24日


〜作業所と体験実習〜
先日、太陽と緑の会リサイクル作業所にて、入田中学校中学3年生が9名の職場体験実習がありました。昨年に続いて2回目となります。
「体験してみてどうでした?」と聞くと「思っていたよりもハードだった」「道具を使うことができて、楽しかった」との言葉が返ってきました。
 ドライバーを使って扇風機の外カバーを外し、内部をエアーで清掃したり、ラベラー、アンビタッチで値札をつけたり、初めての作業に真剣な表情で取り組んでいる光景が目に浮かんできました。
 実習生のT君とM君がきれいに磨いてくれた扇風機はその日の午後、1000円でお客さんに買って頂くことができました。自分が手間をかけたものが誰かに使って頂ける、ということはうれしいものです。
 インターネットが普及し、大量の情報が瞬時に得られるようになってきました。便利な反面、それらの情報だけで何となく分かったつもりになってしまう危険性もあります。今の時代、「実際に現場を体験する」ということが、ますます重要になってきているのかもしれません。
入田中学校は徳島市南西部にあり、太陽と緑の会月の宮生活棟と月の宮作業所から歩いて20分くらいです。直通の交通機関がないため、3台のタクシーに分乗してリサイクル作業所に来られました。
地元の中学生の皆さんに来て頂いて、太陽と緑の会のことを知ってもらう。これは障害者地域共同作業所が地域に根差して活動していく上で大変意味のあることで、ありがたいことと思います。皆さんお疲れ様でした。(小山)