投稿日:2008年06月03日

月の宮共同生活棟に太陽光発電システム設置

 月の宮共同生活棟に太陽光発電システムを設置し、生活棟で使用する電力のすべてを太陽光で自給できるようになりました。平成19年12月に4.86kw、47枚パネルを設置、平成20年2月に1.62kw、9枚パネルを増設、現在6.48kw、56枚パネルのシステムが稼働しています。事務局の分と合わせると、太陽と緑の会全体では22.5kwのシステムとなります。
 また太陽熱温水器については、不用品回収で頂いたものをこちらで修理・設置したリユース品を平成13年8月より使用してまいりましたが、この度、新たに温水器を設置し、従来使用してきたリユース品は月の宮作業所にて設置・使用することに致しました。
 月の宮共同生活棟は、平成5年4月より、様々なハンディを持ったメンバーの新たな生活の場としてスタートしました。この建物は徳島自動車道建設のため解体予定だった?木内工務店様の事務所兼倉庫建物を、木内昭社長のご好意により現在地に移築させて頂いたものです。外壁、クロスなどは別として、多くの建築資材、照明器具、畳、サッシ、流し台、風呂、家具、食器類に至るまで全体の約8割はリユース品を使用し、木内氏を始め、地元のボランティアの協力も頂いて建設されました。
 ここでは、当初より自然循環型生活システムを導入しており、生ごみはニワトリのえさ、もしくはコンポストBOXによって堆肥としています。ふん尿は2連の1200リットルのタンクで好気性バクテリアによって分解し畑に還元し、生活排水は排水池で処理しています。
 太陽光、太陽熱の活用によって、この自然の恵みを活かした生活システムをさらに進めていきたいと考えています。