投稿日:2007年12月15日

宿泊研修2007 in 愛媛 報告

 平成19年12月10日(月)〜11日(火)、財団法人徳島県福祉基金より「障害者の自立と社会参加を図る活動」として受けた助成金に自己資金を合わせ、太陽と緑の会リサイクル作業所及び太陽と緑の会月の宮作業所合同の宿泊研修旅行を行いました。研修の参加者は様々なハンディを持ったメンバー、スタッフ、ボランティア、計31名です。
 今回の研修では、リサイクル業者の事業モデル、及び磁器についての見識を深めることを目的として、愛媛県のリサイクルショップ「リステーション松山本店」「エコタウン松山久米店」、及び「砥部焼観光センター炎の里」を見学しました。
 12月10日午前9時30分、貸切バス(41人乗り・金比羅タクシー)に乗って、太陽と緑の会リサイクル作業所を出発、高速道路を西に進み、石鎚山SAで昼食のおにぎりを食べました。これはアルバイトの土井さん、メンバーの田村君による手づくりのものです。
 午後12時40分、「リステーション松山本店」に到着しました。6階建てのビルで、うち4階までが売場となっている四国では最大級のリサイクルショップです。1階から、装飾品・ギフト・雑貨売場、メンズ&レディースファッション・子供用品売場、家電・パソコン・カメラ・スポーツ・趣味商品売場、家具売場となっています。徳島にはない大規模なリサイクルショップで、ディスプレイ、価格設定、品揃え、店としての雰囲気作り、店員さんの接客方法など、メンバーさんにとっては大きな刺激となりました。
 午後3時半、道後グランドホテルに到着。午後7時、温泉で一年の疲れを癒した後は、海の幸中心の夕食をとり、今年一年を振り返って、ひとりひとりがコメントをしました。
 12月11日午前7時30分朝食をとり、午前9時、貸切バスでホテルを出発、午前9時50分、「エコタウン松山久米店」に到着しました。リステーション松山本店との比較の中で、店ごとに違いがあることを、メンバーさんに感じて頂くことができました。
 午前10時50分、砥部焼観光センター炎の里に到着しました。磁器の製造工程も見ることができて、日頃リサイクル作業で扱っている品物のひとつである磁器についての見識を深めることができました。帰路、石鎚山SAにて昼食のお弁当を食べ、午後3時10分、太陽と緑の会リサイクル作業所に到着し解散しました。
 愛媛県へ行くのも、貸切バスを利用するのも、太陽と緑の会23年間の歴史の中で初めてのことでしたが、作業所の利用者にとっても、今後作業に取り組んで行く上での貴重な社会経験になりました。